動脈硬化の原因と対策のトリセツ

動脈硬化の原因と対策のトリセツ

 

動脈硬化とは?原因や症状など

 

生活習慣病の中でも最もメジャーなものの一つ、動脈硬化。食の欧米化に伴い動脈硬化を患う人は急増傾向にありますが、しかしながら自覚症状が乏しいために多くの人が放置しているのが現状です。動脈硬化は非常に重大な問題であることを自覚し、原因を知ることで積極的に予防に取り組んでいくことが必要です。

 

動脈硬化を乱暴に説明すれば、血管が硬く狭くなってしまっている状態です。そして硬く狭くなる原因はコレステロールの沈着なのです。動脈硬化が起こる前段階として、動脈硬化が進みやすい健康状態というものがあります。

 

健康でなめらかな血管の内側の壁、血管内壁にはコレステロールは沈着しにくいのですが、血管内壁に傷があったりでこぼこしたりしているとそこにコレステロールが引っかかりやすいのです。そして血管内壁が傷付く大きな原因が高血圧や高血糖状態です。

 

高血圧は血液が血管壁にかける圧力が過剰なことを指しており、この圧力によって血管壁は常に傷付いています。高血糖状態では血管内壁の主にコラーゲンなどのタンパク質が糖と結合してダメになってしまいます。この現象を糖化反応と言います。

 

もちろん、血中のコレステロールが常に高い値なのも原因の一つです。特にいわゆる悪玉コレステロールが高く善玉コレステロールが低いと、過剰なコレステロールを回収する能力が低く高コレステロール状態が持続するため動脈硬化のリスクが高まります。

 

そして、最大の問題が、動脈硬化そのものは自覚症状があまりないことです。血管内が狭くなっているので酷くなるとかなり血圧が上がり、高血圧による症状が出ることはありますが、よほど酷くならない限り自覚症状を感じることは少ないのです。

 

しかし血管が狭いということは血の塊などによって詰まりやすいということであり、ひとたび血管が詰まってその先に血が流れなくなれば致命的な症状が現れるであろうことは火を見るより明らかです。動脈硬化は他の生活習慣病と密接な関係があるため、生活習慣を改善することで各自予防をしていかなければなりません。

 

動脈硬化が進行すると発症する病気

 

動脈硬化はよほど悪化するまでは血圧が上昇する程度で、自覚症状がほとんどありません。そのため放置する人が多いのですが、動脈硬化は最終的に致命的な疾病を招くこととなり非常に危険な状態と言えます。ですから、動脈硬化の傾向が見られるというレベルのうちに対処する必要があります。

 

動脈硬化が招く病気としては、やはり狭心症とそこから発展して起こる心筋梗塞などの虚血性心疾患が最も重大な問題となります。動脈硬化は血管が狭まってしまう疾患ですが、血管が狭まると血管内で発生した血の塊である血栓が詰まりやすいという点が最大の問題となります。

 

心臓の血管が狭まって血液の流れが悪くなり血流量も減ってしまった状態が狭心症であり、そこへ血栓が詰まってしまい、詰まった先の細胞に極端に血流量が低下することで、最終的に心臓の一部が壊死してしまうのが心筋梗塞です。

 

心筋梗塞は心臓の広い範囲で壊死が発生するため、最終的には心臓の機能が維持できなくなり死んでしまいます。また心臓の太い動脈が詰まって強い圧力がかかることにより、激烈な痛みで苦しむことになるのが心筋梗塞の特徴です。

 

また、このことが脳で起こると脳梗塞となります。脳梗塞は脳細胞が死んでいくため後遺症が残りやすく、仮に命が助かっても予後が悪いことが多い、心筋梗塞とはまた違った方向で重大な疾患と言えます。

 

また、動脈硬化が進むと血管が狭くなり、自ずと高血圧が進むため、極度の高血圧により症状が発生することもあります。具体的にはめまいや立ちくらみ、瞬間的な失神、吐き気、酷くなると一時的に呼吸困難になることもでてきます。

 

そして高血圧が血管内壁を傷つけることによりさらに動脈硬化が進むという悪循環に陥ってしまいます。動脈硬化を患っていて高血圧による症状が出始めたら、もはや一刻の猶予もないと考えるべきです。すぐに降圧剤を使ってでも強制的に血圧を下げながら動脈硬化の治療を行っていかなければなりません。

 

動脈硬化と高血圧の関係

 

動脈硬化と糖尿病の関係

 

動脈硬化の検査方法

 

動脈硬化の検査として、最も簡便でよく用いられる検査法がCAVI測定というものです。CAVIは元々の血圧の高さに依存しない動脈硬化の進行具合を測定できるため、元々標準より血圧が高い/低いという人でもしっかりと動脈硬化リスクを割り出すことができます。

 

CAVIとは、脈動の際の血管の膨らみ具合を測定することで、動脈硬化の進行具合を測定します。健康な血管は適切な厚みであり、柔軟性に優れるコラーゲン繊維を十分に含んでいるため、血液がまさに送り込まれた脈動のタイミングでは大きく膨らんで血液を受け入れることができます。

 

ところが、柔軟性の低いコレステロールが詰まった動脈硬化の進んだ血管は、コレステロールの塊が邪魔をして脈動のタイミングでも血管があまり膨らみません。つまり、CAVI測定で脈動のタイミングに血管があまり膨らんでいないということがわかると動脈硬化の進行が強く疑われるというわけです。

 

血管が膨らまなければ流れ込んできた大量の血液に血管壁が擦られるわけですから、動脈硬化がさらなる動脈硬化を呼ぶという悪循環となります。

 

また、心臓の拍から実際に動脈へと血液が流れるまでの時間を測定する指標もあります。血管が硬く広がりにくければ短時間で動脈に血液が達するため、この時間が短いことによって動脈硬化を知ることができます。

 

その他、最近では動脈硬化の実体を本人にしっかりと知ってもらうために、エコーで血管の状態を被験者本人に見せる頚動脈エコー検査などもあります。

 

頚動脈エコー検査では動脈の断面がはっきりと本人にも見えるため、動脈硬化の進行具合を視覚的に伝えることができ、また単純な血管全体の硬さではなく部分的なコレステロールの塊による隆起なども発見することができるため、頚動脈のみではありますが本人の意識を高めさせる効果と同時に、部分的に細かい診断ができる検査です。

 

もし動脈硬化といわれても危険性などピンとこないという方は一度エコーを見てみるといいでしょう。

 

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